消費税の会計処理(税抜方式)日商簿記三級編

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消費税の会計処理(税抜方式)

消費税とは

モノの販売やサービスに対して、発生する税金。

モノを買った人やサービスを受けた人が負担する税金。

消費税の会計処理の流れ。

①期中:消費税の支払い。仮払消費税(資産)

②期中:消費税の受け取り。仮受消費税(負債)

③決算:決算整理仕訳。①②を相殺し、残額を未払消費税(負債)として計上。

④翌期:消費税の確定申告及び納付。

消費税の会計処理

税抜方式 税込方式
3級の範囲 2級の範囲

①期中:消費税を支払った場合

仮払消費税(資産)

支払った消費税を計上するための勘定科目
仕訳
当社は税込価格110円の商品を仕入れ、支払いは掛けとした。(消費税率は10%)

②期中:消費税を受け取った場合

仮受消費税(負債)

受け取った消費税を計上するための勘定科目。
仕訳
当社は税込価格220円の商品を売上、代金は掛けとした。(消費税率は10%)

③決算時:消費税の決算整理仕訳

未払消費税(負債)

決算整理仕訳で仮受消費税(負債)と仮払消費税(資産)を相殺した残額を計上するための勘定科目。
仕訳

④ 翌期:消費税の確定申告及び納付

仕訳

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