法人税等の取扱い
①当期:中間納付 仮払法人税等(資産)
②当期:決算整理仕訳で法人税、住民税及び事業税(費用)、未払法人税等(負債)を計上
③翌期:確定申告 申告及び納付 未払法人税等(負債)
1、当期:中間納付
会計期間の中間に半年分の概算額を申告し、納付すること。
仮払法人税等(資産)
中間申告で法人税等を仮払した時に使用する勘定科目。
仕訳
当社(3月31日決算:年1回)は、中間申告を行い、税額50円を当座預金から支払った。
借 方 | 貸 方 | ||
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仮払法人税等 | 50 | 当座預金 | 50 |
2、当期:決算
決算整理仕訳で処理する。
法人税、事業税及び事業税(費用) 略式:法人税等
決算時、法人税等が確定した際に、法人税等の経費計上として、決算整理で使用する勘定科目。
未払法人税等(負債)
決算時、法人税等が確定した際に、当期の法人税等の未納付分として、決算整理で使用する勘定科目。
仕訳
決算の結果、当期の法人税等が100円と確定した。なお、中間納付した50円を差し引いた金額を未払い分として、計上した。
借 方 | 貸 方 | ||
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法人税、住民税及び事業税 | 100 | 仮払法人税等 | 50 |
未払法人税等 | 50 |
3、翌期:確定申告
原則として、法人税等の確定申告及び納付は、決算より2ヶ月以内に行わなければならない。
仕訳
未払法人税等50円を当座預金より支払った。
借 方 | 貸 方 | ||
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未払法人税等 | 50 | 当座預金 | 50 |